春の高校伊那駅伝に向け応援準備
小沢花の会 パンジーや芝桜用意
21日に春の高校伊那駅伝が開かれる。
それを前に住民有志が応援準備を進めている。
このうち、伊那市の花の愛好家グループ、小沢花の会は今年も、春の高校伊那駅伝の発着点となる伊那市陸上競技場にパンジーや芝桜を飾りつける。
9日は、会員約10人がプランターの雑草をとったり、花の育ち具合を確認していた。
会によると例年ではこの時期、パンジーの花はすでに咲いているということだが、今年は天候不順により花が遅いという。
そのためハウス内にはストーブが置かれ温度調整をしている。
花の会では大会前日の20日に、会員40人ほどで約400のプランターを運びこむことにしている。
美篶青島有志は凧で応援
また美篶青島の有志でつくる美篶地区応援団は、大会当日手作りの凧で応援する。
それを前に9日から市役所ホールで凧の展示を始めた。
美篶地区応援団では3年前からコースとなっているナイスロード沿いで凧を持って応援している。
展示されている凧は20点で、招待校や地元校の名前などが書かれている。
これらの凧は住民が手作したもので、美篶地区応援団では「当日はみんなで駅伝を盛り上げ応援したい」と話していた。
春の高校伊那駅伝には今年男子78チーム、女子59チームが参加する。
男子には、強豪宮城県の仙台育英高校が初参加し、地元からは伊那北高校、伊那弥生ヶ丘高校、上伊那農業高校が参加する。
女子は昨年12月に京都で行われた全国高校駅伝の上位7チームが出場するほか、地元は伊那西高校をはじめ伊那弥生ヶ丘高校が6年振りに出場する。