伊那地域降雪の影響
伊那地域では9日から10日午前中にかけて降った雪のため、停電や高速バスの運休、スリップ事故などが発生した。
伊那地域は、9日の降り始めから10日の降り終わりまでに10センチの積雪が観測された。
中部電力伊那営業所によると、伊那市では雪の重みで木が倒れ電線が切れたことにより、横山で21戸、ますみケ丘で15戸、小黒で11戸の合わせて47戸が停電した。午後5時30分現在、全戸復旧したという。
他には中央自動車道の諏訪インターチェンジと須玉インターチェンジの間などが雪の影響で通行止めになったことにより、高速バスが運休となった。
伊那バス株式会社によると、この影響で高速バス上下線合わせて49本が運休したが、通行止め解除により、正午から運行を再開している。
箕輪町のみのちゃんバスも雪のため遅れが出たが、午前10時に定時運行に戻った。
また、箕輪町八乙女の農道で9日の夕方、雪でスリップした軽トラックが、2台の乗用車に衝突する事故があった。
この事故で2人が軽傷を負った。
伊那警察署によると、伊那署管内では9日から10日にかけて4件のスリップ事故が発生したという。