子安神社で御神体一時引越し
神社の修復工事が行われる伊那市美篶芦沢の子安神社で13日、御神体を仮の安置場所に移動するための神事が行われた。
子安神社は鎌倉時代からあるといわれる安産祈願の神社で、江戸時代に土砂崩れにより社殿が崩壊したため、現在の場所に移築された。
今回、老朽化などが進み崩壊の危険があるとして、約100年ぶりに改修工事が行われることになった。
御神体を移動する神事、遷座式では、御神体を見ると目が見えなくなるという言い伝えがあるため、御神体を白い布で覆った状態で仮の安置場所へと移動させた。
子安神社は9月に完成する予定で、10月に行われる例大祭に合わせて、御神体を本殿に戻すという。