伊那公民館野草講座 25周年記念講演会
伊那公民館の野草講座が今年で25周年を迎え、16日、伊那公民館で記念講演会が開かれた。
伊那公民館の野草講座は昭和61年から始まり、今年で25周年を迎えた。
この講座の開始当初から講師を務めている県植物研究会会員の柄山祐希さんが講演した。
柄山さんは「西箕輪の仲仙寺の森は自然の植物が多く見られる一方で人が手を入れ保護しているカタクリやイカリ草も見られるのは興味深い」と話していた。
また柄山さんは上伊那地域にある公園などを例に挙げ「最近では客寄せを目的に、本来あるべき所にない植物を植える傾向が見られる」と現状を分析していた。
会場には、市内などから100人が訪れ柄山さんの話に耳を傾けていた。
伊那公民館で行われている柄山さんの講座は毎年人気で、新年度は6月からスタートすることになっている。