宮田村内企業の外国人研修生新たに4人が来日
宮田村商工会の外国人研修生受け入れ事業で、今月新たに4人の研修生が中国から来日。2つの企業に分かれて働いている。8日は日本語教室の開講式があり、語学の勉強も始まった。
4人は大連市の20歳代の女性たちで、野溝製作所、万里プランニングの2社で3年間研修を積む。
式では受け入れ企業でつくる「外国人研修生受け入れ協議会」の原田和愛会長や前林善一商工会長らが出席。
両会長らは「日本に来てまだ1週間。これからは日本語の勉強も始まるが、健康には気をつけて日本の文化、そして仕事をしっかりと学んでください」と激励した。
研修生たちはハッキリとした日本語であいさつ。年齢や趣味などを披露した。
同事業は01年から始まり、商工会員の8社が参加。大連市の意欲ある若者を面接で選び、現在は56人が各企業で働きながら技術をみがいている。
日本の文化を学ぶことも研修の一環。専門のスタッフをつけて来日後3カ月間は語学の研修も積む。
この日は6月に来日した9人の日本語教室修了式も行なわれた。原田さんや前林さんらは「日本語を習得することは、仕事を早く覚えることにもつながる」と呼びかけていた。