戦時中の生活や遊び学ぶ
信毎こどもスクール
戦時中の子どもの生活や遊びを考え、体験する小学生向けのイベントが14日、伊那市高遠町の総合福祉センターで開かれた。
このイベントは、信濃毎日新聞株式会社が開いている子どもスクールで、子どもから大人まで約100人が参加した。
講師を務めたのは、ブリキのおもちゃコレクターで伊那市ふるさと大使の北原照久さん。
北原さんは、戦争中のおもちゃの材料は木や紙が多かったこと、ブリキのおもちゃは輸出用が多く、当時は1ドル360円だったため、おもちゃの値段も360円が多かったことなどを話した。
また、「運がよくなる魔法の言葉は『感謝』と『ありがとう』。ぜひ覚えてほしい」と話していた。
体験教室では、戦時中に食べたというサツマイモ入りのご飯や薄焼きを試食していた。
また、北原さんのコレクションのポスターを年代順に並べる問題にも挑戦した。
子どもたちは、ポスターに書かれた人や文字から年代を想像し、ポスターを並べていた。