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村井知事と語るつどいIN宮田

「地産地消」テーマに懇談

村井知事と語るつどいIN宮田

 村井仁長野県知事と語るつどいが19日、宮田村の村民会館で開かれ、地産地消をテーマに地元住民と語り合った。
 19日は、上伊那地区の農家や学校給食関係者など約150人が集まった。
 最初に村井知事と料理研究家の横山タカ子さんが地産地消について話した。
 村井知事は、「上伊那はさまざまな農作物が取れ、地産地消を実現できる環境に恵まれている」とし、「学校給食に地元食材を取り入れたり、産直市場が多数あるなど、地産地消にも力を入れている」と話した。
 横山さんは、今はハウス栽培で一年中食べられる野菜が多いことに触れ、「地域の旬の食材を3度の食事で食べることに勝るものはない。ぜひ地元の食材を食卓にあげるようにしてほしい」と訴えた。
 また、上伊那で地産地消の推進に取り組んでいる関係者による意見発表もあった。
 そのうち、伊那市長谷で農家民宿「未来塾」のおかみ、市ノ羽 幸子さんは、野生動物による農作物被害が深刻で、年をとった農家が野生鳥獣の被害にあって農業をやめることが増えていると話した。
 これに対し、村井知事は、「何か手立てがあればとは思っているが、シカやサルを防ぐ柵の中で人間が耕作をする時代。深刻な問題と考えている」と答えていました。

村井知事が宅養老所「かいご家」を訪問

村井知事と語るつどいIN宮田

 また、村井知事は、南箕輪村田畑にある民間の宅養老所、かいご家を19日視察した。
 かいご家は、平成12年1月に、県下でもっとも早く宅養老所を開設。15年には、県ふくしのまちづくり賞の知事賞を受賞していて、去年10周年を迎えました。
高齢者のデイサービスやショートステイ、障害者の生活介護や移動支援などを行っている。
 定員は、15人で、19日も定員の15人のお年寄りや障害者が利用していた。
 知事は、利用者たちと握手を交わし、かいご家の様子や特徴などを代表の松本 徳弥(のりや)さんから聞きました。
 村井知事は、かいご家自慢の風呂も見学。
ふだんのままの生活を送ることが出来る施設として、すばらしいと評価していました。
 松本さんは、知事は公務で疲れているだろうからリラックスしてもらおうとお年寄りたちに呼びかけたという。
 知事は、かいご家自慢の漬物を食べながら、色紙に仲良くお元気でとサインしていた。

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