暴力追放・交通安全市民大会
どんな暴力にも屈しない決意新た
「暴力追放・交通安全伊那市民大会」が8日、伊那市中央区の伊那市民会館であった。市議会議員や消防団員、伊那市防犯協会など約750人が参加し、「暴力と交通事故のない、平和で住みよい伊那市を築く」と大会宣言した。市暴力追放推進協議会と市交通安全協会連合会の主催。
毎年、交通事故が多発しているので、暴力追放市民大会と交通安全大会を併せて開催し2回目。
県警察本部組織犯罪対策課の宮澤賢一警視が「暴力団情勢と対応方法」、伊那署交通課の下里幸巳課長が「交通事故の現状と交通事故防止について」と題した講話のほか、伊那市防犯協会女性部のリフォーム詐欺、融資保証金詐欺への注意を呼びかける寸劇などもあった。
天候が悪く、市内パレードでの暴力追放・交通安全の呼びかけは中止。最後は「がんばろう三唱」と題して、「暴力団を怖れない」「金を出さない」「利用しない」と声を上げ、暴力団を追放する意識を高めた。