下水道使用料請求漏れ料金回収始まる
伊那市は請求漏れのあった下水道使用料について、対象世帯を訪問し、利用料の回収を進めている。
伊那市によると、下水道料金の請求漏れは平成5年から発生し、金額は約2300万円となっている。
このうち約900万円は時効成立のため請求できないということで、伊那市では2月24日から204世帯を対象に各家庭を訪問し、残りのおよそ1400万円の回収を始めた。
対象世帯のうち市内は164世帯、引っ越しによる市外は40世帯となっている。
24日までに訪問したのは151世帯で、会えた家庭は109世帯、このうち使用料が払われたのは7世帯約62万円だという。
また対象世帯のうち4世帯は無届工事によるものだったという。
この件にはついて近く懲戒委員会が開かれ、小坂樫男市長を含めた関係職員の処分が決まることになっている。
市では今後、水道料についても請求漏れがないか調査するという。