外国人対象メタボ予防説明会
上伊那医療生協SOSネットワーク
外国人を対象にした、メタボリック症候群の予防説明会が、28日、箕輪町の木下公民館で開かれた。
地域に住む外国人およそ20人が木下公民館に集まった。
説明会では日系ブラジル人医師の大間知オタビオさんが、メタボリックシンドロームの危険性についてポルトガル語で説明した。
上伊那医療生協SOSネットワークでは、日ごろ健診を受ける機会がない外国人の生活支援として今月13日に健康診断を実施した。
その結果7割近くの外国人が肥満、もしくは高血圧だったという。
診断に携わったスタッフによると、夜勤や運動不足など、日本での生活習慣の乱れによって、母国での食事と同じ内容でも健康状態が悪化しているという。
SOSネットワークでは、今後も外国人の生活再建や食生活の改善を支援していくという。