大宮五十鈴神社で新装後初の結婚式
約100年前に建てられたという旧拝殿の老朽化に伴って9月に拝殿が新築された駒ケ根市北割一区の大宮五十鈴神社(白鳥俊明宮司)で8日、新装後初の結婚式が行われた。新郎の山本和重さん(35)=駒ケ根市赤穂中割=は「氏子でもあり、新しくなった拝殿で挙式をしたかった。木の香のする真新しい拝殿で気持ちも引き締まる」、新婦の美奈子さん(30)=旧姓久保・飯田市=は「私たちが最初とは知らなかった。すごく光栄です」と笑顔で話した。式に列席した親族らも拝殿を眺めて「新しくてきれいな所で式ができてめでたい」などと話していた。
同神社での挙式はこれまで「年に1件程度だった」(白鳥宮司)というが拝殿新装の効果か、同日午後にもう1組が挙式を行ったほか、10月中にさらに1組の挙式が予定されている。