ニホンジカ捕獲82頭
昨年度の2倍以上の成果
南信森林管理署は、本年度行ったワナによるニホンジカの捕獲数をまとめた。本年度は82頭を捕獲し、昨年度の2倍以上という成果を上げている。
伊那谷流域で南信森林管理署の職員が実施したワナによるニホンジカの捕獲実績は、本年度は82頭だった。これは昨年度実績35頭の2倍以上という結果となっている。
このうち伊那森林事務所では1頭、伊那里森林事務所で2頭、黒河内森林事務所で1頭を捕獲した。
捕獲は、昨年10月9日から今年3月31日まで行われた。
捕獲頭数が増えた理由として、ワナを昨年度より200個ほど増やしたこと、職員の習熟度が上がったことを挙げている。
南信森林管理署では、今後もワナの設置に取り組むほか、捕獲したニホンジカの有効利用を検討していきたいとしている。