高遠城址公園 タカトオコヒガンザクラ開花
伊那市は5日、高遠城址公園のコヒガンザクラの開花を宣言した。
高遠城址公園の桜を管理している桜守2人が、開花の基準としている桜雲橋付近の桜が咲いているのを確認した。
天下第一の桜として知られる高遠城址公園の桜の開花は、昨年より1日早く、満開は11日頃と予想している。
今年の桜は、最近の15年の中でも、平成14年に次いで2番目に早い開花となっている。
桜守によると、今年は寒暖の差があり雪や雨が多かったため、つぼみが大きく、昨年以上の桜が楽しめそうだという。
同日はあいにくの雨模様となったが、公園内で早く咲く南ゲート付近では、訪れた人たちが花を写真に収めるなどして楽しんでいた。
今年の桜まつり期間中は、13日と14日に商工会女性部による桜茶のサービス、12日と15日には桜奏会による高遠ばやしの巡行、14日には保科正之公大河ドラマ化成就を祈願し江戸かっぽれが披露されるなど、ささまざまなイベントが行われることになっている。