江戸芸かっぽれ披露
伊那市高遠町の高遠城址公園で14日、東京の大道芸人が江戸芸かっぽれを披露した。
この催しは花見客に楽しんでもらおうと伊那市観光協会が開いた。
光江流社中、桜川光江家元率いる20人が披露した。
桜川さんらのメンバーの中に高遠出身者がいたことなどが縁で訪れることになり、今年で2回目。
集まった花見客は、手拍子をしたり、一緒に踊るなどして楽しんでいた。
桜川さんによると、かっぽれは元気の出るおめでたい大道芸として江戸の末期に始まり、次第に寄席や歌舞伎などでも踊られるようになったという。
桜川さんは「満開の桜の元でやれてよかった。来年も訪れたい」と話していた。