長岡十沢地蔵尊例大祭
箕輪町長岡の十沢地蔵尊で24日、例大祭が開かれ、訪れた人たちが地蔵をなでながら願掛けをした。
十沢地蔵尊の地蔵は、その昔、長岡地区にあった寺を三日町に移した際、この地蔵だけが重くて動かず、この場所に残されたといわれている。
またこの地蔵は、体の悪い部分をなでるとその部分が良くなるといわれているほか、期限を決めて願い事をすると叶うという「日限り地蔵」として知られている。
訪れた人たちは「頭がよくなるように」「具合がよくなるように」などと言いながら、地蔵をなでていた。
十沢地蔵尊保存会の久保田政治会長は「多くの人が願掛けに訪れる地域の大事な地蔵。文化や歴史を後世に伝えていきたい」と話していた。