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2511/(月)

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伊那市長選挙 白鳥孝さん当選から一夜明けて

伊那市長選挙 白鳥孝さん当選から一夜明けて

 任期満了に伴う伊那市長選挙の投開票が26日行われ、新人で前副市長の白鳥孝さんが初当選した。
 今回の伊那市長選挙で、白鳥さんは2万5988票、野口さんは1万4468票獲得した。
 当選から一夜明けた26日、白鳥さんは早朝から、自宅でテレビや新聞などの共同取材や、当選祝いに訪れる来客の対応に追われていた。
今後の抱負などについて、白鳥さんに話をきいた。
●選挙戦を振り返って
「伊那市の各地を歩き、話を聞けた事が宝物」
●選挙について
「相手候補が話していた、ゴミや財政、下水道問題などの課題が明確になった。私にとって、これらの問題は、修正をかける一部になり、野口さんの票として見え、確認できた事が良かった。」
●最初に行いたい課題
「公約を果たす為にも、中期長期といったビジョンを作り、医療・地域交通・雇用など見極めながら取り組みたい。また、市職員に対しては行政改革を促したい」
●民間感覚の改革
「地方自治体の中で考えるのは当然だが、違った目線で、地方自治やありかた、将来などについて、専門家から意見を聞く事が大事。それを勉強し機敏に行政に反映させる為にも、シンクタンクが必要。環境や教育、経済など様々な課題はある、お金をかければ何でもできるが、お金をかけず、手弁当で知恵を出しあいたい。」
●副市長について
「現段階では白紙」
 インタビューの最後に白鳥さんは、「忙しい事が性分にあっている、今は早く仕事を始めたい」と意欲を示した。
 白鳥さんは30日、初登庁する。

市議会議員選挙 新議員21人決まる

 定数21に対して3人オーバーとなる24人が立候補した市議会議員選挙は、現職14人と新人7人が当選した。
 今回の市議会議員選挙は、旧市町村別の選挙区が廃止され、全市で1選挙区となり、定数もこれまでの26議席から5つ減り21議席となった。
 現職14人と新人10人の合わせて24人が立候補し、現職14人全員と、新人7人が当選した。
 党派別の内訳は、共産党が3人、公明党が2人、他16人は無所属。
 投票率は、4年前の前回選挙と比べ3・96ポイントアップの73・38%だった。

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