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南箕輪でも「釈迦内柩唄」を

実行委員会が協力を呼びかけ

南箕輪でも「釈迦内柩唄」を

 1,000回を目指して全国各地で公演している東京の劇団希望舞台による「釈迦内柩唄」の南箕輪公演を成功させようと村民有志による実行委員会は、広く協力を呼びかけている。
 6日夜、南箕輪村公民館で4回目の実行委員会が開かれた。
「釈迦内柩唄」を観る会として村民有志が4月に立ち上げた。
 メンバーは当初数人でしたが、活動の輪は徐々に広がり今では20人近くの人が加わっている。
 演劇「釈迦内柩唄」は、秋田県の火葬場の娘として生きるふじ子の物語。
 戦争に行って帰ってこない兄、家業を嫌い家を出た姉に替わってふじ子は火葬場を継ぐ。
 ふじ子は、世間からは忌み嫌われる家業を継ぎながらも、人の死に携わる中で、様々なことを感じていくというストーリー。 
 釈迦内柩唄を観る会では、「忘れかけている人の心のありようや人の命について考えさせられる」として、多くの人に観てもらいたいと話している。
 堅苦しくない活動にして、会員の輪をさらに広げていこうと、会員手づくりの漬物やパンなどが並んだ6日夜の実行委員会。
 代表の中島さんは、ハーモニカ演奏も披露した。
 和やかな中にも、活発なやりとりが随所にあり、雰囲気は盛り上がっている。
 会では、公演会場となる村民センターをいっぱいにしたいとこれからも活動の輪を広げていきたいとしている。
 劇団希望舞台の釈迦内柩唄は、6月20日午後2時から南箕輪村民センターで公演される。

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