日本画県展 最高賞に伊那市の唐木誠子さん
日本画県展の伊那会場の展示が8日、伊那市の伊那文化会館で始まった。最高賞の日本画会賞には伊那市の唐木誠子さんの作品が選ばれている。
会場には、長野県日本画会の会員の作品と、一般公募の作品、合わせて99点が並んでいる。
最高賞となる日本画会賞には、夏の終わりをヒマワリで表現した、伊那市の唐木誠子さんの作品「終夏」が選ばれている。
日本画会賞の受賞について唐木さんは「夏の間精一杯咲いたヒマワリが枯れていく生き様を表現したかった。色に苦労したが、自分の表現が認められてうれしい」と話していた。
長野県日本画会伊那支部のある会員は「出品者一人ひとりの想いがつまった作品が並んでいる。会場に足を運んで自分の好きな作品を探してほしい」と話していた。
日本画県展の伊那会場での展示は13日まで。