伊那市議会 議長に伊藤泰雄さん選出
伊那市議会臨時会が13日開かれ、新しい議長に伊藤泰雄さん、副議長に飯島尚幸さんが選ばれた。
伊那市長・市議選後初となる臨時議会が開かれ、市議会議長・副議長が選出された。
立候補届出の締め切りだった11日までに、正副議長に1人ずつが届出を行い、指名推薦で選出された。
議長となった伊藤泰雄さんは62歳。旧伊那市から数えて市議会議員は5期目。
就任にあたり、「新しい市が誕生してから4年が経過し、これからは骨組みを組み立てる重要な時期で議員の果す役割は大きい。活力ある長野県一の議会にしていきたい」とあいさつした。
また、自治基本条例の制定を目指す仮称・議会活性化特別委員会と、バイパスの整備などを検討する仮称・道路問題特別委員会の2つを設置したい考えを示した。
また、副議長となった飯島尚幸さんは64歳。旧伊那市時代から数えて4期目。
就任にあたり「活力みなぎる協議ができるよう、議長をサポートしていきたい」とあいさつした。
正副議長の任期は、申し合わせにより2年間。
また、常任委員会などの構成が決まった。
正副委員長は次の通り(敬称略)。
◆総務委員会▽委員長=柴満喜夫▽副委員長=竹中則子◆社会委員会▽委員長=平岩国幸▽副委員長=飯島光豊◆経済建設委員会▽委員長=前沢啓子▽副委員長=中山彰博◆議会運営委員会▽委員長=前田久子▽副委員長=飯島進
新市長 議会で初あいさつ
同日の伊那市議会臨時会開会にあたり、白鳥孝市長は、「心を引き締めて、25年間の民間企業での経験と6年間の行政経験を活かし、民間感覚による自治体経営を行っていきたい。市民との対話を基本に、現場主義をモットーに民間発想による伊那市の改革を進めていきたい」とあいさつした。
臨時議会は14日も開かれ、副市長の定数を2から1とする条例改正案や、任期満了に伴う副市長の選任・教育委員任命の人事案件などが提出される予定。
副市長は、酒井茂さんが再任される見通し。
なお新しい教育委員長と教育長は、17日に開かれる臨時教育委員会で決定される予定。