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2511/(月)

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伊那市副市長に酒井茂氏再任

伊那市議会全会一致で可決

伊那市副市長に酒井茂氏再任

 伊那市の白鳥孝市長は、14日の臨時市議会に、副市長に現在の副市長の酒井茂さんを選任する議案を提出し、全会一致で可決された。
 副市長に選任された酒井茂さんは、57歳。
東春近原新田。
 京都大学農学部を卒業後、昭和50年に市役所に入り、企画課長、地域まちづくり特命参事などをつとめ、平成16年に旧伊那市の助役に抜擢された。
 合併後の平成18年からは、新しい伊那市の助役をつとめ、平成19年からは統括副市長として、新ごみ中間処理施設の用地選定などにも携わった。
 取材に対し、酒井副市長は再任について「これまで6年間やってきて、思い起こすと大変な6年間だったと感じている。これからの4年間も大変な4年が始まるのかなと感じている。市の職員の皆さんと一丸となって市の発展に全力を尽くしたい」と話した。
 議会の中で、白鳥市長は、副市長を2人から1人とする条例改正案も議会に提出し、全会一致で可決された。
 白鳥市長は、「前小坂市長は、市町村合併後、行政改革・産業立地・情報化・子育て支援を特に推進するために、副市長を2人にしたが、これからは副市長を中心に、各部課長が推進役となって、施策を分担し、業務を推進するものとしたい」と提案理由を話した。
 酒井副市長の任期は、17日から4年間となっている。
 14日の臨時議会には、16日付けで任期が満了となる教育委員の任命も行われた。
 現在教育委員長で長谷の松田泰俊さんは再任、信州大学農学部卒で伊那中学校の校長をつとめた久保村清一さん66歳は新任。
 任期満了に伴い、北原明教育長は退任する。
 新しい教育委員長と教育長は、17日の臨時教育委員会で決定する。

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