伊那米試験地で田植え
10種類を試験栽培
上伊那での米の成育や収量、食味等のデータを採取するため、伊那市美篶の試験田で14日、10品種の苗が植えられた。
14日は、JA上伊那や上伊那農政事務所などでつくる伊那米総合試験地運営委員会の会員約30人が、10品種の苗を試験田に植えた。
毎年同じ時期に行っているもので、条件を同じにした田んぼでの種類ごとの稲の生育状態や収穫量、食味などを調べる。
今年は、上伊那地域で栽培されているコシヒカリやあきたこまちの他、将来県の推進品種とするための2種類の試験品種などが植えられた。
また家畜のエサに使われる米で、「ふくおこし」と呼ばれる飼料稲も植えられた。
14日植えた苗は、9月に収穫しデータを取って、今後の栽培指導などに役立てるという。