そまっこクラブ間伐作業
子ども達が森林の役割や大切さ学ぶ
子ども達が森林の役割や大切さを学ぶ、伊那市公民館運営協議会主催の活動が15日から始まり、子ども達が間伐作業などを体験した。
標高1800mの伊那市長谷の鹿嶺高原で作業が行われた。
「そまっこクラブ」と名付けられたこの活動は、公民館運営協議会が子ども達に森林の役割や大切さを学んでもらおうと初めて開いた。
そまっことは、木を切る作業を中心とした山仕事「そま」をする子どもを意味している。
この日は伊那市内の親子11組約30人が参加し、上伊那森林組合の宮下定博さんから指導を受け、間伐作業を行った。
宮下さんは「本数が多すぎると木が効率よく成長できなくなってしまう」と子ども達に間伐について説明していた。
子ども達はのこぎりで木を切ったり、切った木の年輪を数えたりしていた。
公民館運営協議会の池上謙さんは「子ども達に木の大切さや自然の中で遊ぶ楽しさを知ってもらいたい」と話していた。
そまっこクラブの活動は年内中にあと2回計画されていて、間伐材を利用した箸づくりや自然観察を予定している。