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中条盆栽山野草展 22日から

30回記念で、山野草のプレゼントも

中条盆栽山野草展 22日から

 珍しい山野草「アツモリソウ」などが多数並ぶ伊那市の中条公民館盆栽・山野草クラブの第30回展示会が、22日から、中条公民館で開かれる。
 大きな袋状の花弁を持った独特の形をしたアツモリソウは、ラン科の山野草。
 21日は展示会に向け、会員たちが育ててきた山野草を会場に展示した。
 会場にはアツモリソウを中心にさまざまな山野草約300鉢が展示されている。
 このレブンアツモリは、絶滅危惧種に指定されている北海道礼文島の固有種。
 そのほかにも、南アルプス系のアツモリソウや乗鞍岳などに自生するもの、大鹿ホテイなど、さまざまな種類が並んでいる。
 中条クラブでは、山野草保護の観点から山からの採掘は禁止していて、これらのアツモリソウはすべて会員同士で株分けして増やしてきた。
 また、合わせて展示している盆栽も樹齢数十年以上の松などが多数並んでいる。
 展示会は、22日は午前8時から午後8時まで、23日は午前7時から午後4時まで開かれる。
 また、今回は30回の節目に合わせ、両日とも先客100人に会員が育てた山野草をプレゼントする予定。

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