中川村猟友会慰霊祭
中川村猟友会(小川竹三郎会長、33人)は10日、同村大草桃里の桑原会館で鳥獣供養の慰霊祭を行った。約20人の会員が慰霊碑の前で頭を垂れ、動物たちの霊を慰めた。
直会(なおらい)の席で小川会長は「猟期にはまだ1カ月あるが、有害鳥獣の駆除は6月から毎日曜日ごとに行ってきた。皆さんの協力に感謝する」とあいさつした。曽我逸郎村長は「私の家の田んぼにもイノシシが入って苦労したことがあり、猟友会にはお世話になっている。村としては、動物たちが里に下りて来なくても山で幸せに暮らしていけるような、人間と共存できる環境をつくっていくことが必要かもしれない」と述べた。