伊那市創造館開館
伊那市荒井の学習と交流の拠点施設、伊那市創造館が24日、開館した。
伊那小学校の児童や市の関係者ら約40人が出席し、テープカットなどをして、開館を祝った。
伊那市創造館は、昭和5年に建てられた旧上伊那図書館を改修し、昭和初期の洋館の風格はそのままに耐震化やバリアフリー化などを行った。
総事業費は9億6千万円で、合併特例事業債やまちづくり交付金でまかなった。
開館にあたり白鳥孝伊那市長は「科学技術分野の人材を育てる拠点として、伊那の自然を生かしたソフト事業を積極的に行っていきたい」とあいさつした。
またセレモニーでは、伊那市のふるさと大使で彫刻家の小坂昇平さんから寄贈された、達磨大師をモチーフにした彫刻が披露された。
セレモニーの後、施設内の見学が行われた。
出席者は、常設の神子柴遺跡からの出土品や、市内の小中学校が所蔵する美術品を展示した企画展「学校お宝展」を見学した。