手良保育園の園児が田植え
手良保育園の園児が26日、伊那市手良の田んぼで田植えを体験した。
園児に田植えを体験してもらうことで、農業や農産物に親しんでもらおうとJA青壮年手良支部が行った。
チャイルドファーム21と名づけられたこの取り組みは今年で3年目を迎え、米のほか、ミニトマトやピーマンなど野菜の栽培も行っている。
手良保育園の年長と年中園児約50人が田んぼに入り、手で苗を植えていた。
田んぼは広さ約6アールで園児らは一列に並び、15センチほどの間隔で苗を植えていった。
水の入った田んぼはぬかるんでいて、泥に足をとられた園児は尻もちをついていた。
JA青壮年手良支部では「体験を通してお米が食卓にあがるまでについて考えるきっかけにしてもらいたい」と話していた。
秋には園児が鎌を使って稲を刈り取る収穫体験も計画されている。