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事故防止策を検討

死亡事故多発で

事故防止策を検討

5月に入り、10日間で3件の交通死亡事故が上伊那で発生し、既に去年の3人を上回る5人が死亡していることから、事故防止策を検討する緊急対策合同会議が、27日伊那合同庁舎で開かれた。
会議には、県や警察、市町村、各地の安全協会から40人ほどが参加した。
市川武二上伊那地方事務所長は、「例年より早いペースで死亡事故が発生していて、県をあげて事故抑制を強化する必要がある。上伊那地域が安全で住みよい環境となるよう尽力いただきたい」と挨拶した。
死亡事故は、2月に駒ヶ根市で、3月に伊那市荒井で、5月に入ってからは、6日に箕輪町、10日に南箕輪村、15日に伊那市長谷と、今年すでに5件発生している。
いずれも70歳以上の高齢者が亡くなっていて、5件のうち3件が、夜間、道路の横断中に発生している。
事故防止対策として、県は、広報車や各種集会などで広報活動を行なっていくこと、警察は、事故の発生しやすい夕暮れ時の取り締まりを強化することなどが報告され、それぞれが、事故防止に向け取り組んでいくとしている。
会議では、「活動を報告するだけではなく、事故の危険性のある地点の安全対策について具体的に検討するほうが重要ではないか。」などといった意見も出されていた。

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