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伊那小5年智組が森清和賞を受賞

川と親しんで遊んできた活動が評価され、ありがたかった

本格的な手作りカヌーで伊那谷の川や湖沼など水辺の自然を探っている、伊那市の伊那小学校5年智組(北澤夏樹教諭、33人)はこのほど、愛知県豊田市で開かれた「第8回全国川の日ワークショップ」で活動を発表し、学童団体を対象とした特別賞「森清和賞」を受賞した(学童団体9団体のうち2団体が受賞)。<br> 同ワークショップは川辺の環境保全・改善に取り組んでいる全国のNPOなどでつくる実行委員会が主催し、毎年開いている。公募で集まった全国の市民団体など72団体(うち学童は9団体)が、2日間の1次、2次、最終選考で活動発表し、グランプリを決定した。<br> 智組は「カヌーをつくって川で遊ぼう」と題し、湖水などを安全に楽しく活用するためにカヌー遊びを始めた活動を、児童一人ひとりの言葉を通じて発表。惜しくも1次選考で落選したが、川と触れ合う子供らしい元気あふれる活動窶狽ネどの点が評価され、前実行委員長の名称を冠した同賞を獲得した。<br> 北澤教諭は「プレゼンテーションとしてはうまく表現できなかったが、川と親しんで遊んできた活動が評価され、ありがたかった」と感想を語る。<br> 4年生の始めから総合学習として活動をスタート。先ごろ、国土交通省・天竜川ダム統合管理事務所から「美和湖探検隊」として任命された。今後、自然に限らずさまざまな調査を美和ダム(長谷村)で進めていく。

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