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箕輪町で田んぼの生物観察会

ダルマガエルなどを観察

箕輪町で田んぼの生物観察会

 箕輪町郷土博物館が主催する田んぼの生き物の観察会が、29日開かれた。 
 29日は、箕輪町内外から、子どもやその保護者、活動に協力するサポーターなど25人ほどが参加した。
 観察したのは、箕輪町松島の田んぼで、子どもたちは、持参した網で虫を捕まえていた。
 箕輪町郷土博物館が今年度から始めた「キッズチャレンジ事業」の一環として行われた。
 子どもたちに、体験を通して感性を育ててもらおうというもの。
 指導したのは、飯田市美術博物館の生物担当の学芸員、四方(しかた) 圭一郎さん。
 子どもたちは、生き物を捕まえては、四方さんに見せ、名前などを聞いていた。 
 田植えが済んだばかりの田んぼでは、多様な生物は見られないというが、子どもたちは、卵を背負ったコオイムシや、シジミ、トンボなどを次々と捕まえていた。
 中でも、多く観察されたダルマガエルは、全国的に見ると珍しく、絶滅危惧種に指定されているという。
 子どもたちは、「とにかく沢山の生き物がいて、楽しかった」などと話していた。
 箕輪町郷土博物館のキッズチャレンジ事業は、次回、6月5日に福与城址の周辺で、親子探鳥会を予定している。

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