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楽しんで飼育技術習得

日本みつばち祭り盛大に

楽しんで飼育技術習得

中川村片桐のサンアリーナで9日、第2回日本みつばち祭りがあり、南は九州、北は福島など全国から800人の愛好者が集まり、蜜のしぼり方やハチの移し方などの講習で、日本ミツバチの飼育技術を高めた。信州日本みつばちの会(富永朝和会長)主催。
 開会式で、富永会長は「せっかくの機会、役立つことを1つでも身に付けて欲しい。祭りが楽しく有意義なものとなるように、みんなで盛り上げて」と呼びかけた。
 引き続き、5会場に分かれ、日本ミツバチの巣を使って、縦巣や横巣、網を使った蜂の移動の仕方、蜜のしぼり方、冬越し準備と砂糖水の給餌方法など各種講習を行った。
 この中で、縦巣の移し方会場では「2つの巣をピッタリくっ付け、し切りの板を抜き、周りを棒でたたくと、その振動でハチは新しい巣に移動する」と説明した。
 また、蜜のしぼり方コーナーでは、庖丁やナイフを使い、1段ずつはがしていく方法を伝授した。
 このほか、後藤監督撮影によるビデオの「富永流・養蜂」の試写会もあった。
 会場では会員が独自に開発した縦巣、横巣、巣掃除用具など各種養蜂器具の販売、伊那谷特産の野菜や果物、地元企業によるみつばち関連商品の販売もあり、来場者は1点、2点と買い求めていた。

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