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海外の政府や農協関係者 JA施設を視察

海外の政府や農協関係者 JA施設を視察

 農協の組織などを学ぶため、アフリカ、アジア、南米などの政府関係者が3日、JA上伊那の施設を視察した。
 これは、JICAが企画した研修で、アジア農業協同組合振興機関が受託している。
 タンザニア、ネパールなど11の国から14人が参加している。
 参加者は、自国の農協についてのプラン作成に携わる政府や農協の関係者で、日本の農協の仕組みなどからプランのアイデアを探る。
 研修は、東京を拠点に5月から7月までの約70日間で、今回は4日間の日程で長野県を訪れた。
 上伊那では、伊那市と南箕輪村にある農協の施設6カ所を視察した。
 このうち、伊那市美篶の花卉広域集出荷場では、花の種類や検査方法などについて、農協職員から説明を聞いた。
 参加者は、出荷されるアルストロメリアを見たり、検査の様子を写真に撮るなどしていた。
 また、市場への出荷方法やコストについて質問していた。
 一行は、4日は長野市で研修をするという。

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