伊那市西春近諏訪形御柱祭斧入れ
七年に一度行われる、伊那市西春近諏訪形の御柱祭。
13日は、四本の御柱を伐採する、斧入れ式が区内の山林で行われた。
式には、諏訪形諏訪神社の氏子ら、およそ40人が参加。
最初に、一の柱の前で、祭りの安全を祈願し、神事が行われた。塩や酒で清めを行い、斧入れ班の池上義郎 班長が、柱に切りこみを入れた。
その後、木遣りの合図で、一の柱の伐採作業が始まった。
今回、一と二の御柱は、幹の太がおよそ2メートル近くある大木の為、実行委員会では、安全に配慮し、初めて伐採を業者に委託。伐採を行った担当者は、電動ノコギリを慎重に動かし、10分程で一の柱を倒した。
柱が倒れると、参加した氏子らは、写真を撮ったり、年輪を数えたりして、無事に柱が倒れた事を喜んでいた。
13日は、一の柱から四の柱を順番に倒し、午後1時半過ぎに四本すべての柱が倒された。
四本の御柱は、山に寝かされ、9月の山出しの時を待つ。