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2511/(月)

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新講座「ふるさと再発見講座」開講

人体文付土器の謎に迫る

新講座「ふるさと再発見講座」開講

 南箕輪公民館主催の新しい講座、ふるさと再発見講座が19日、村民センターで開かれ、久保から出土し、全国的に注目を集めている「人体文付有孔鍔付土器」の謎に迫った。
 講座は、村に残る歴史や文化を学び、村の素晴らしさを確認するとともに、村民同士のつながりを深めてもらおうと始まった。
 会場には地域住民ら約30人が集まり、村教育委員会の学芸員、友松瑞豊さんの説明に耳を傾けた。
 講座の初回は、昨年9月からイギリスで開かれた土偶展にも出展された、村の文化財「人体文付有孔鍔付土器」について学んだ。
 この土器は、約4千5百年前の縄文時代中期頃のものと推測され、平成7年に久保地区から出土した。
 友松さんによると、この土器の用途については2つの説、「酒造器説」と「太鼓説」が立てられているという。
 また、人体文の付いた鍔付土器の出土は珍しく、希少価値が高いという。
 ある参加者は「今回詳しい説明を聞いたことで改めてそのすごさを感じた。この土器は村の誇り」と話していた。

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