伊那市観光 単年度黒字を計上
伊那市観光の昨年度の売上高は約9億7千万円となり、単年度で360万円の黒字となった。
黒字となったのは、旧3市町村の事業を統合した平成19年度以来初めて。
これは、28日開かれた伊那市観光株主総会で報告された。
それによると、昨年度の伊那市観光の売上高は約9億7千万円となり、単年度で360万円の黒字となった。
これは、昨年度から経営統合した山小屋経営で黒字となっていることが大きく影響した。
山小屋経営のうち、長衛荘の売上高は1千万円増の5300万円となっている。
しかし羽広荘、高遠さくらホテル、仙流荘などの宿泊施設では、宿泊者の減少を受け売上高も前の年を下回った。
一方、長谷の入野谷は、分杭峠のゼロ磁場がパワースポットとして人気を集めている影響で利用者が増えていて、売上高も増加し7千万円を計上した。
みはらしの湯、さくらの湯も入場者は減少しているが、経営努力の結果、売上高は微増となった。