交通体制の施策を諮問
唐木一直村長が南箕輪村総合交通対策検討委員会に
南箕輪村の公共交通機関の現状と課題を踏まえ、交通体系を検討する第1回総合交通対策検討委員会が、30日村役場で開かれた。
各種団体や老人クラブの代表、伊那バスなど9人が唐木一直村長から委嘱された。
南箕輪村総合交通対策検討委員会は、地域住民の生活に不可欠な公共交通機関に関して検討を行う。
唐木村長は、「安心して生活していくためには、身近な交通体系の整備が重要。費用対効果の論議もされるが、それで片付けられない本当に必要な問題」と挨拶した。
会議では、委員長が互選され、倉田 龍一北殿区長が、委員長に選ばれた。
倉田委員長は、「皆さんの意見をまとめるのは難しいが、ある程度の方向性を出せればと思う」と挨拶した。
唐木村長は、巡回バスを基本とした交通体制の具体的な施策について検討するよう、委員会に諮問した。
委員会は、来年3月までに、交通対策の施策をまとめ、唐木村長に答申する予定。