アマランサス若菜の間引き体験
雑穀アマランサスの若菜の間引き体験イベントが3日、伊那市荒井の畑で行われた。市内外から約30人が参加して、間引き作業を体験した。
イベントは、アマランサスを多くの人に知ってもらおうと、伊那地域アマランサス研究会が開いた。
アマランサスは人の背丈よりも大きくなるため、若菜のうちに間引きをして、よりよい生育を促す。
種子を調理するのが一般的とされているが、種を播いてから1カ月ほどの若菜は、葉や茎が柔らかく、おひたしやてんぷらなどにして味わうことができる。
この日は、観光で伊那市を訪れた時にアマランサスを食べ、興味をもったという松本市の参加者もいた。
研究会のあるメンバーは「さまざまな面でアマランサスに触れてもらい、多くの人に興味を持ってもらいたい」と話していた。