西町区民が古田人形芝居楽しむ
伊那市西町公民館で4日、県の無形文化財に指定されている箕輪町の「古田人形芝居」が上演された。区民ら約120人が芝居を楽しんだ。
地域に残る伝統芸能に親しんでもらおうと、西町区社会福祉協議会が企画した。
古田人形芝居保存会が生写朝顔話「宿屋の段」という演目を披露した。
離れ離れになった恋仲の朝顔と次郎左衛門の悲恋を描いた演目。
訪れた人たちは、人形のいきいきした動きに見入っていた。
芝居を見たある人は「本当に生きているような動きでびっくりした。地域に残る素晴らしい伝統芸能だと思う」と話していた。