伊那市と上田市の諏訪形区同士が交流
伊那市西春近諏訪形区は4日、上田市の諏訪形自治会を招待し、諏訪形集落センターなどで交流会を開いた。
伊那市西春近諏訪形と上田市の諏訪形会は、同じ名前の自治組織として、1979年昭和54年に友好提携していて、今年で31年目になる。
1年おきに交互に訪問し、お互いの事業について理解を深め合っている。
今回は、伊那市が招待する番で、上田側からは24人が訪れた。
一行は、小林良幸区長の案内で、秋の建て御柱で使う1の柱を見学し、近くにある諏訪神社を参拝した。
上田市諏訪形区は、市南部の千曲川左岸の地区で、戸数は800戸ほど。地区内に諏訪神社はあるが、御柱の行事は行なわれていないという。
一行は、地区内の見学を終えると諏訪形集落センターへ。伊那市諏訪形の市民が歓迎の拍手で出迎え、交流会が始まった。
伊那市諏訪形の小林区長は、「この友好関係が末永く続くことを願いたい」と歓迎のあいさつをすると、上田市諏訪形の宮下修身自治会長は、「地域を挙げて今真田幸村のNHK大河ドラマ化に取り組んでいる」として協力を求めていた。
乾杯の合図で懇親会が始まると、会場は一気に和み、酒を酌み交わしながら、お互いの近況報告や、地域の自慢や課題などの話題で盛り上がっていた。