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手良小学校で田んぼ学習

手押し式の除草機で草取り作業

手良小学校で田んぼ学習

 伊那市の手良小学校5年生は、9日近くの田んぼで、昔ながらの手押し式の除草機を使って草取り作業をした。
 5年生25人は、総合学習で米作りに取り組んでいる。
 自分たちで食べるお米は、安心安全なものにしようと、有機栽培で作ることにした。
 5年の学年会長で、有機農法で稲作をしている登内耕治さんが先生をつとめた。 
 5月に手植えしたコシヒカリともち米のミヤコガネモチは、順調に育っていて、2アールの学校の田んぼは、青々としている。
 合鴨4羽を放って草取りを任せているが、まだ小さいため雑草に負けてしまい、本来の役目は果たせていない。合鴨は手押し除草機が入るため緊急避難した。
 使い方の説明を受け、作業を開始した。
 慣れない機械にてこずりながらも、がんばって除草機を押していた。
 除草機で刈った雑草は、土の下に埋めこまれる仕組みで、人が歩くことによって、根に酸素を送りこむことができるという一石二鳥の作業。
 除草剤は一切使わず、今後の草取りは、合鴨にまかせる。
 11月中旬には、保護者を交えた収穫祭を開いて、採れたお米を全員で味わう計画。

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