さんまの初物がお目見え
秋の味覚、サンマが、伊那市西春近の丸水長野県水伊那卸売市場に早くもお目見えした。
初物が入荷した10日は、飲食店や小売店の店主らが、サンマの値段や大きさを確認していた。
並んだサンマは、北海道北東部の千島列島付近で8日に水揚げされた。
7月8日が日本近海でのサンマ漁の解禁日となっていて、丸水長野県水では毎年7月10日に初物が並ぶ。
今年は解禁日の漁獲量が少なかったため、初物は例年より2、3割高い550円から650円ほどで取引されていた。
サンマ漁は、サンマの脂ののりが最も良くなる8月中旬がピークとなる。
ピークには漁獲量も安定する見込みで、8月下旬から9月上旬には安くて美味しいサンマを味わうことができそうだ。