特養グレイスフル箕輪起工式
箕輪町上古田に建設される特別養護老人ホーム「グレイスフル箕輪」の地鎮祭・起工式が13日、現地で行われた。
地鎮祭・起工式には、関係者約30人が出席した。
新たに建設される特別養護老人ホームの定員は30人で、そのほかにショートステイで10人が利用できる。
鉄筋コンクリート構造3階建てで、延床面積は約2千平方メートル。総事業費は約4億4千万円で、そのうち2億3千万円ほどが国からの補助金でまかなわれる。
箕輪町の平沢豊満町長は「高齢化が進む中、町には80人ほどの施設待機者がいるため、大変ありがたい」と話していた。
また、施設を運営する社会福祉法人サン・ビジョンの杢野輝尚理事長は、「高齢者に元気になってもらう介護を目指していきたい」と話した。
施設は、既存のデイサービスセンターや生活支援センターの隣りに建てられ、一帯は自立者から介護が必要な人まで対応できる老人複合施設として整備される。
オープンは来年5月を予定していて、上伊那地域の住民を対象に年明けぐらいから入所者の募集を行っていく予定。