「日本一うまいコメ目指す」シンポジウム
北陸作物・育種学会が開催
日本作物学会北陸支部による、長野県産のコメの日本一を目指すシンポジウムが17日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれた。
これは、北陸作物・育種学会が開いたもので、大学や農業関係者、信州大学農学部の学生など約90人が参加した。
シンポジウムは、「日本一うまいコメを目指す」をテーマに開かれた。
長野県産の米を海外も含めたマーケットに売り込むためのブランド作りを考えるきっかけにするため、生産者や技術者など5人が話をした。
このうち、県農政部農業技術課専門技術員の谷口岳志さんは、長野県原産地呼称管理制度の認定米について話した。
谷口さんは、「生産者とタイアップして認定米の認知度を高めながら、生産量を上げる努力が必要」と話していた。
また、生産した米が認定米になっている飯山市の農家、金崎隆さんは、米の販売について話した。
金崎さんは、独自ブランドの米を、国内販売だけでなく海外にも輸出していて、「認証制度を付加価値として、さらにPRしたい」と話していた。