箕輪南宮神社で雨乞い行事「鹿頭行列」
約450年前から伝わる雨乞いの行事、鹿頭踊りの奉納が18日、箕輪町の箕輪南宮神社で行われた。
この行事は約450年前、干ばつに苦しんでいた人々が、箕輪町木下の南宮神社に雨乞い祈願のため鹿の頭を奉納したことが始まりといわれている。
18日は箕輪町福与と伊那市福島の保育園児や小学生25人が鹿の頭の形をした鹿頭をかぶり町内や神社境内を練り歩いた。
この踊りは昔の箕輪郷のうち天竜川をはさんで、東の福与、福島、西の大泉、大泉新田、大萱、富田の東西が1年おきに行っている。
子どもたちは頭にかぶった鹿頭を重そうにしながらも、しっかりとその大役をこなし地区に伝わる伝統行事に触れていた。