吉良町の町長が円通庵観音堂を参拝
理鏡が縁で吉良町と美篶青島で市民交流
愛知県吉良町の山本一義町長が19日、忠臣蔵で知られる吉良上野介に仕えていた理鏡が晩年を過ごしたという伊那市美篶青島を訪れた。
山本町長は、理鏡が晩年暮らしたという円通庵観音堂の前でお経を上げ、お参りした。
理鏡は、赤穂浪士討ち入りのときに大けがをし、後に出家して晩年を青島の地で過ごしたといわれている。
吉良町には、吉良家の菩提寺があり、毎年、法要が行われている。
理鏡の紙芝居を作るなどの活動をしている青島の住民が、5年前から法要に参列し、市民レベルの交流が行われている。
山本町長は今回、プライベートで訪れ、青島の住民が迎えた。
青島の人たちは、「吉良町と一層交流を深めていきたい」と話していた。