伊那市中心市街地再生協議会発足
伊那市中心市街地再生協議会が26日発足し、本年度、中心市街地全域でハロウィンイベントを実施することなどを盛り込んだ事業計画案が了承された。
伊那市のいなっせで設立総会が開かれ、商工団体や地域の代表ら約30人が出席した。
会長には、伊那商工会議所の向山公人会頭が選ばれた。向山会長は「行ってみたくなる、魅力ある街づくりを進め、中心市街地を継続的に魅力と活気のある場所にしたい」とあいさつした。
事業は平成24年度までの3年計画で、伊那市の山寺、坂下、荒井、西町の中心市街地で行われる。
事業費の2分の1は県の補助、残りは市や構成団体が負担する。
本年度は、主に再生プラン策定を行う計画で、商店主と住民が共通認識を図る為の講演会の開催や商店街を訪れる人たちへのアンケートの実施、空き店舗の利活用について実態調査などを行う計画。
また、これまで伊那北駅前で行われていたハロウィンのイベントを、中心市街地全域で試行的に実施する計画をしている。