新しい天竜橋一部通行可能に
朝夕の時間に限り歩行者通行
伊那市福島と南箕輪村の北殿にかかる新しい天竜橋は26日から、暫定的に朝夕の時間帯に限り、歩行者の通行が可能となった。
朝は、高校生や近くに住む人など約20人が新しい橋を渡っていた。
これまで使用していた天竜橋は、今月の長雨により橋脚が沈下し、14日から全面通行止めとなっている。
橋を管理する南箕輪村や県などでは、通勤や通学で南箕輪村の北殿駅を利用する人のために、26日から時間限定で、建設中の新しい橋の歩行を可能にした。
新しい橋は、日曜、祝日、お盆の8月13日から17日までを除き利用できる。
利用できるのは午前6時半から8時まで、午後5時から7時までとなっていて、8月18日からは自転車での通行も可能となる予定。
また、橋脚が沈下した天竜橋について、天竜川上流河川事務所では、橋が落ちる恐れがあるとして同日から、休み無しの24時間体制で撤去工事を始めた。
天竜川上流河川事務所では、沈下の激しい橋脚とその上部について、台風シーズン前の9月上旬を目途に撤去を完了させたい竏窒ニしている。