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うたごえサークルが平和音楽会

ナガサキ原爆の日にあわせ

うたごえサークルが平和音楽会

ナガサキに原爆が投下されて9日で65年が経った。9日は、伊那市のいなっせで、原爆の悲惨さを伝え、核兵器のない平和な世界をつくろうと音楽会が開かれた。 
 音楽会は、上伊那で歌を通して平和を訴え活動している「うたごえサークルざざむし」が開いた。
 音楽会では、長崎の被爆者で、1993年に亡くなった故・渡辺 千恵子さんの体験談を、語りと合唱で綴る「平和の旅へ」が演奏された。
 渡辺さんは、原爆により16歳の時に半身不随となりましたが、母親の励ましで、ナガサキの語り部として生きる事に人生の意味を見出していく。
 渡辺さんは、自らの体験を語る中で、32年間の寝たきり生活から自立すること決意する。大きな手術やつらいリハビリを乗り越え車いすで生活できるようになった。
 「うたごえサークルざざむし」では、被爆者の願いや平和への思いを、音楽を通して発信していきたいと話していた。

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