南信協同公演「花よりタンゴ」
伊那文化会館附属劇団南信協同の本年度の公演が14、15日の2日間行われ、団員が熱の入った演技を披露した。
今回公演したのは、井上ひさし作の「花よりタンゴ」という戯曲。
昭和22年、戦後の日本が舞台。戦争で大黒柱を失った4人姉妹は、わずかに残った全財産を元にダンスホールを開業するが、不発弾が爆発したり、不当に土地を明け渡すよう要求されるなど、次々に困難が訪れる。そんな中でも、明るく前向きに生きる女性の姿を描いた作品。
今回、南信協同は初めてダンスと歌に挑戦した。
専門家を招いて練習してきたということで、これまでと違った南信協同の舞台を作り上げていた。