田楽座で国際交流
スイス人グループが太鼓や踊りを体験
伊那市富県の歌舞劇団田楽座で開かれた体験学習会に、今年はスイスから大勢が参加し交流を深めた。
歌舞劇団田楽座は、毎年、夏の間、日帰りや一泊二日のメニューで太鼓や踊りの体験学習会を開いている。
13、14日の2日間のコースには今年、27人のスイス人が参加した。
昼は太鼓や踊りなどそれぞれのコースで体験をし、夜は様々なグループが混ざっての交流会。始めに、田楽座がミニ公演を行った。
その後、軽食を楽しみながら参加団体が得意の演目を披露した。
今回、スイスのグループを率いてきたのは、レミ・クレメンテさん。レミさんは、日本に留学中、和太鼓に出合い、現在はスイスでプロの和太鼓奏者として活動している。
田楽座とも以前から交流があり、去年初めてこの体験会に参加し、今年は仲間を連れてきた。
交流会では、それぞれのグループが入り乱れて、田楽座のオリジナル曲を演奏した。
国や地域を越えた和太鼓による交流は夜遅くまで続いた。