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伊那地域10日連続の真夏日

伊那地域10日連続の真夏日

 25日の伊那地域の最高気温は33.7度と16日から10日連続の真夏日となった。
 リンゴ農家がリンゴを暑さから守るための作業に追われていた。 
 同日の伊那地域の最高気温は33.7度で平年より5.7度高くなった。
 南箕輪村神子柴のリンゴ農家田中義人さんは、リンゴ全体の色づきをよくするための玉まわしや、実に影ができないよう、葉づみなどの作業に追われていた。
 しかし暑さのため一部のりんごに日焼けと呼ばれる、実が黒くなる症状も出てきている。
 長野県は、気温が高い状態が続いている事を受け、農作物の管理に注意を呼びかけている。
 リンゴなどの果樹は、日焼けが発生しやすいので葉摘み作業では、一度に多くの葉を摘みすぎないようにする。水稲については、高温により成熟期が早まる事が予想されるとして、気温や籾の数を参考にして、刈り取り時期に注意を払うなど注意を呼びかけている。
 伊那消防組合によると、6月16日から管内で熱中症により搬送された人の数は35人で、内訳は伊那消防署が18人、箕輪消防署が9人、辰野消防署が6人、高遠消防署が2人となっている。
 搬送された35人のうち19人が65歳以上の高齢者となっていて、外出先から帰ってきて、家族が異変に気づいて救急車を呼ぶ事例が多いという。
 伊那消防署では、農作業など、外での作業は休憩をとりながら行うこと、水分と塩分の十分な補給を行うことなど注意を呼びかけている。
 長野地方気象台によると、長野県の向こう一週間の天気は、高気圧に覆われ最高気温、最低気とも平年より高い見込み。

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